ゲーム紹介:カウンシル・オブ・フォー / Council of Four

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地域評議員を操り商店軒数を競う
カウンシル・オブ・フォー / Council of Four
メーカー: Cranio Creations (クラニオ・クリエイションズ, イタリア), 発行年: 2015年
作者: Simone Luciani (シモーネ・ルチアーニ), Daniele Tascini (ダニエレ・タッシーニ), このコンビでの代表作『ツォルキン』『マルコポーロの足あと
10才~大人, 2~4人用, 所要60分, ルール難度:★★☆ (2.5)

カウンシル・オブ・フォー:
箱

『カウンシル・オブ・フォー』は、王国内に自色の商店を展開するため、地域ごとの評議員4人に応じた色カードを集めたり、評議員をすげ替えたりして、商業許可を効率良く集める重厚型のゲームです。

カウンシル・オブ・フォー:近影

カウンシル・オブ・フォー:展示用写真

各自、商業展開に燃える商人として、とある王国内にあるアルファベットA〜Oで表される15都市のそれぞれに、自分の色の商店コマを設置することを目論みます。

各都市に商店コマを置くためには、その都度、その都市の地域を管轄する評議員4人から「IとJの都市なら建てて良し」といった商業許可証タイルを貰わなければなりません。
評議員は人型コマで表されており、各地域に4人がランダム5色で配置されています。許可証タイルをもらうには、地域ごとのこれらの評議員4人の色構成に合わせて、あらかじめ手札に色カードを集めておいて4枚消費しなければなりません。

集める色カードは山札から引くため、狙った色のカードはなかなか手に入りません。このため、足りない評議員の色の分をお金でまかなったり、邪魔な色の評議員を追い出して手札にある色の評議員を参加させたりします。一方、この評議員の入れ替えがライバルによって行なわれると、それまでの自分の計画に狂いが生じたりするのです。

また、どの都市に商店を設置するかによって、〈数珠繋ぎボーナス〉や〈地域ボーナス〉など、たくさん用意された得点や効果のボーナスが大きく変わってきます。ライバルたちがどこを狙っているかをよく察知して対応しなければなりません。

誰かが商店コマを使い切ったらゲーム終了の合図です。終了時に集めたボーナス等を清算し、最高得点の人が勝ちです。

ここがオススメ: 「おいしい」場所にどんどん商店を展開していくために、色カードを集めて評議員に合わせて許可証タイルをもらって、という何段階かの行程で計画立てを行なっていきながら、全員の思惑で生じる計画の狂いをうまくコントロールしていくのが楽しいゲームです。じっくり楽しめる大人向けとしてかなりおすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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