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ゲーム紹介:レジスタンス:アヴァロン / The Resistance: Avalon

騎士と邪悪側を見極め探索を遂行
レジスタンス:アヴァロン / The Resistance: Avalon
メーカー: Indie Boards and Cards (インディー, USA), 発行年: 2012年
国内版発売元: ホビージャパン, 国内版発行年: 2013年
作者: Don Eskridge (ドン・エスクリッジ)
13才~大人, 5~10人用, 所要30分, ルール難度:★★ (2)

レジスタンス:アヴァロン:箱

『レジスタンス:アヴァロン』は、各自に配られた秘密の役割カードによって、正義の騎士側と、それを装う邪悪側に分かれ、唯一すべてを知るマーリンが誰なのかを探りながら、会話での推理と誘導によってクエスト(探索と解決)メンバーを選び、自軍を勝利に導くゲームです。
2010年に、マフィア/人狼タイプのゲームなのに司会が要らず、脱落者も出ない画期的な仕組みを導入して登場した人気の『レジスタンス』に、剣と魔法の世界を舞台に新たな「マーリン」の存在が加わった新タイトルです。

レジスタンス:アヴァロン:展示用写真

全員、自分の正体を隠しながら、本来行なわれるべき行動を邪魔をしようとするのは誰なのかを探っていくタイプのゲームです。
正義と名誉のために戦う、アーサーの忠実なる家来たちの中に、邪悪なモードレッドの手下が全員の4割ほどの人数(5人中2人など)だけ紛れ込んでいます。

全5ラウンドで、毎回「クエスト(探索と解決)を実行」として、実行するチームメンバーが数人選ばれると、そのメンバーは全員、秘密裏に〈成功〉〈失敗〉のどちらかのカードを提出します。この結果、もし1枚でも〈失敗〉が提出されていると、そのクエストは“失敗”になってしまいます。

クエストが3回失敗してしまうと邪悪側の勝利となります。クエストが失敗したということは、今回選ばれたメンバーの中に邪悪側がいるということですが、誰がどのカードを提出したかは判らないため、とりあえずその中の誰かが邪悪側であることや、なぜそのメンバーが選ばれたのか、また、さきほどの回はどうだったかなど、会話を行ないながら推理を働かせる必要があります。

一方、もし推理によって邪悪側だと特定されたとしても、ゲーム中に脱落することはありません。正義の騎士側は3回のクエスト成功を達成することが目的なので、クエストメンバー選出時に、邪悪側と思しき人を選ばなければ良いのです。

しかし、邪悪側ではないと思われるメンバーを選んだはずなのに、「そのメンバーは危険だ!」とその選出が反対され、また選びなおしになるかもしれません。反対したのは邪悪側だからなのでしょうか? それともその人だけが知っている情報があるのでしょうか?

実は、ゲームの最初に1人だけ、正義側かつ〈邪悪側が誰なのかをすべて知っている〉存在として、魔法使いの〈マーリン〉役が与えられます。マーリン役は邪悪側が誰かを味方に伝えたいところですが、あからさまに伝えてはいけません。ゲーム終盤、正義側が勝利する寸前、誰がマーリンなのかを見破られると、邪悪側に逆転勝利されてしまうからです。
この重要なポジションをうまく使いこなせるかどうかに正義側の勝利が掛かっているでしょう。

こうしてゲームを続けていき、クエストが3回成功してマーリン役を見破られなければ正義側の勝ち、3回失敗すれば邪悪側の勝ちです。

ここがオススメ:タブラの狼』や『ミラーズホロウの狼男』に代表されるような、疑心暗鬼に駆られながら犯人を特定する人狼系のゲームのテイストを持ちながら、特定の司会進行役が必要なく、ゲーム途中で脱落者も発生しないという、元々の『レジスタンス』の優れた特徴を受け継ぎ、さらにマーリン役の存在によってさらに高度な会話でのやりとりができるようになりました。自発的に人を疑ったり、人を説得するような会話を楽しめる大人向けとしておすすめのゲームです。
元の『レジスタンス』から、必要なカードやマーカー類が少し改良されていて、より遊びやすくなっています。

追加キャラクター付き: より高度になる特殊ルールが適用される4人のキャラクター〈パーシヴァル〉〈モードレッド〉〈オベロン〉〈モルガナ〉が付いており、個別に任意で追加して遊べます。
また、さらに『レジスタンス』に同梱されている「深まる陰謀追加セット」を併用しても遊べます。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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  1. 2013/05/09(木) 15:00:05|
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