高円寺0分すごろくや

東京 高円寺駅前のボードゲーム店「すごろくや」のブログ。

お知らせ

ゲーム紹介:そっとおやすみ / Schlafmütze

手札を揃えてそ知らぬ顔で伏せる
そっとおやすみ / Schlafmütze
メーカー: すごろくや(日本), 発行年: 2017年(原版2005年ドイツ)
ライセンス提供元: HABA(ハバ, ドイツ)
作者: Markus Nikisch (マルクス・ニキッシュ, 代表作:『おばけの試験』など)
5才~大人, 3~7人用, 所要10〜15分, ルール難度:★ (1)

そっとおやすみ(すごろくや2017年 日英独版) / 箱と内容物

『そっとおやすみ』は、1人ずつ順番に手札を1枚次の人に渡しながら、受け取った人の絵柄が4枚揃ったら、〈あとで、そ知らぬ顔で〉手札をそっと伏せ、それに気付いた他の人もそっと伏せ、次々とそっと伏せる連鎖の中で、最後に気付いたおねむちゃんを「やーい!」する、2005年ドイツ生まれの傑作カードゲームの復刻版です。

1人ずつ代わりばんこに、手札の〈おやすみ帽子〉カードを1枚だけ選んで次の人に渡して次の人の番、をくり返していきます。

カラフルな色には惑わされないように、もし自分の手札に同じ帽子の子が4枚揃ったら、他の人に気づかれないようにこっそり手元に伏せましょう。
揃ったそのときでなくても構いません。気付かれないように、次の次の人くらいのときに伏せるといいでしょう。 とにかく、「そ知らぬ顔でそっと」伏せるのです。

さあ急いで! 誰かが伏せたことに気付いたら、例え自分の手札が揃っていなくても自分も伏せなければなりません。 もちろん「そ知らぬ顔でそっと」です。

次々と連鎖して手札がそっと伏せられていく中で、最後のうっかり者1人が〈おねむちゃんカード〉を受け取ってしまいます。

こうしてゲームを続けていき、集めてしまったおねむちゃんカードが一番少ない人が勝ちです。

ここがオススメ: 全員でニヤニヤしながら、そ知らぬ顔で伏せ、1人出遅れた人におねむちゃんカードを押し付けるのが楽しくてたいへん盛り上がるゲームです。

できるだけ他の人の挙動に目を配ろうとするのですが、一度に全員には目が行き届きませんし、自分の番で手札のどのカードを渡そうか…と考えて、実際に次の人に渡すまでの行動にはどうしても隙が生まれてしまうのがポイントです。

また、何枚かあるジョーカーが曲者で、「配られたときにいきなり揃っている」こともあります。最初の番の人が「どれにしようかな…」と考えている隙にそっと伏せてしまいましょう。あっ!と驚くはずです。

遊び慣れてくると、「そういえばさあ、昨日のテレビ観たー?(ぱさっ)」など、さまざまなお喋りを混ぜたりするような「人の注意を逸らす工夫」を凝らし始めてまた盛り上がります。

遊び方だけを聞いて、トランプで遊ぶ「うすのろ」と同じようなゲームかな?と勘違いされることがとても多いのですが、全員同時に手札を回すのではなく「1人ずつ、その人の番がある」ことと、「こっそり気付かれないようにアクションする」という2つの要素によって、他のゲームにはない独特の盛り上がりが楽しめるのが特徴です。

手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとして超おすすめのゲームです。

すごろくや制作の日本版: 日本語・英語・ドイツ語の説明書が同梱された、日本国内流通仕様のパッケージです。
2005年の発行後にまもなく絶版となったまま、「知る人ぞ知る傑作」として一部でプレミアが付くほどの人気カードゲームでしたが、この度、ドイツ本国HABA社との連携で何とか復刻できました。
オリジナル版は缶ケースでしたが、この復刻版は紙の箱です。同梱の木製の〈眠りの妖精コマ〉はもちろんHABA社製です。

2017年3月3日の発売予定です。
ナンジャモンジャ』など、すごろくやのゲームを取り扱っていただいている全国のお店でもお買い求めいただける予定です。 あくまで予定で予約等は承れませんのでご了承ください。
どうぞお楽しみに!

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  1. 2017/02/10(金) 21:09:54|
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ゲーム紹介:カルカソンヌ拡張セット(新版用) / Carcassonne Erweiterung

場の町や道タイルをつなげて描かれた施設を配下コマで統治していく『カルカソンヌ』は、とても人気があるタイトルだけあって、さまざまなコマやタイル・ルールを加えて楽しめる拡張セットがたくさん発行されています。

2014年発行の新版(日本だと『カルカソンヌJ』)に合わせててイラストが刷新された新版用の拡張セット群をご紹介します。

「拡張1、2、3、…」という具合にナンバリングされていますが、順序は関係ありませんので、お好きなものをお選びください。なお、すべての拡張セットをひとまとめにして遊べるように設計されています。


6人対応+大駒+高得点の大聖堂
カルカソンヌ(新版)拡張1:湖畔の宿と大聖堂 / Carcassonne: Die 1. Erweiterung - Wirtshäuser und Kathedralen
発売年: 2015年(原版2002年)
7才~大人, 2~6人用, 所要40分, 追加ルール難度:★☆ (1.5)

カルカソンヌ新版拡張#1:箱
カルカソンヌ新版拡張#1:内容物
  • 「追加地形タイル」18枚
  • 6人まで遊べるようになる「追加コマ」
  • 1個で2コマ分と数える「大サイズコマ」
  • 都市に組み込むと高得点になる「大聖堂タイル」
  • 道に組み込むと高得点になる「湖畔の宿屋タイル」
  • 50点越え、100点越えしたときの「周回タイル」

街の名産品+建築士による2枚引き
カルカソンヌ(新版)拡張2:商人と建築士 / Carcassonne: Die 2. Erweiterung - Händler und Baumeister
発売年: 2016年(原版2003年)
7才~大人, 2~6人用, 所要40分, 追加ルール難度:★★ (2)

カルカソンヌ新版拡張#2:箱
カルカソンヌ新版拡張#2:内容物
  • タイルをくじ引きするための「布袋」
  • 「特産品タイル」を組み込んだ都市が完成すると種類に応じて「特産品チップ」を貰え、ゲーム最後に特産品の種類ごとの最多獲得者が高得点になる
  • 自分の草原に組み込むと、ゲーム最後に高得点になる「豚コマ」
  • 都市や道に組み込むと、もう1手番追加できる「建築士コマ」

ドラゴンが闊歩しコマが葬られる
カルカソンヌ(新版)拡張3:王女とドラゴン / Carcassonne: Die 3. Erweiterung - Burgfräulein und Drache
発売年: 2016年(原版2005年)
7才~大人, 2~6人用, 所要40分, 追加ルール難度:★★ (2)

カルカソンヌ新版拡張#3:箱
カルカソンヌ新版拡張#3:内容物
  • 都市にすでにある手下コマを持ち主に戻させる「王女タイル」
  • 「火山タイル」から現れ、各自が1マスずつ闊歩させて触れた手下コマを持ち主に戻す「ドラゴンコマ」
  • 既存の空き施設に手下コマを配置できる「マジックゲートタイル」

塔の階層を重ねて敵コマを捕虜に
カルカソンヌ(新版)拡張4:塔 / Carcassonne: Die 4. Der Turm
発売年: 2016年(原版2006年)
8才~大人, 2~6人用, 所要60分, 追加ルール難度:★☆ (1.5)

カルカソンヌ(新版)拡張4:塔:箱 カルカソンヌ(新版)拡張4:塔:展示用写真
  • タイルを積み重ねたまま収納でき、そのまま山札として使える「タイルホルダー」
  • タイルの上に積み重ねることで、その高さに応じてより遠くの人の配下コマを捕まえて捕虜にできる「塔コマ」。捕虜はお互いに交換するか得点を減らさない限り持ち主に返ってこない。

大農場+移動車+市長+修道院
カルカソンヌ(新版)拡張5:修道院と市長 / Carcassonne: Die 5. Erweiterung
発売年: 2016年(原版2007年)
8才~大人, 2~6人用, 所要30分, 追加ルール難度:★★ (2)

  • タイル並びの〈穴〉部分に置いて、隣接四辺のあらゆる要素を完成させる、特別な「囲い修道院タイル」
  • 都市に置くと、その都市内の紋章の数が〈配下コマ人数〉として見なされる「市長コマ」
  • 草原タイル2×2枚の中央に置き、ただちにその草原の得点計算を発生させる「大農場コマ」
  • 配下コマの代わりに施設に配置すると、その施設の完成後に近くの空き施設に移動させられる「車コマ」

店内でサンプルをご覧いただけます。

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  1. 2017/02/06(月) 18:30:45|
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ゲーム紹介:どうぶつしょうぎ (新装版)

3x4のマス目で遊ぶ動物コマ将棋
どうぶつしょうぎ(新装版)
メーカー: 小学館 (日本), 発売年: 2016年(原版2008年)
作者: きたおまどか, イラスト: ふじたまいこ,
4才~大人, 2人専用, 所要5〜10分, ルール難度:★ (1)

どうぶつしょうぎ:箱

『どうぶつしょうぎ』は、3×4マスの盤上でどうぶつコマごとの移動方向をうまく使いながら互いのコマを取り合う、シンプルなのにやりごたえがある将棋ゲームです。

どうぶつしょうぎ:展示用写真

交互に好きなコマを動かしていきますが、それぞれのコマは、描かれている点の方向に1歩ずつしか動かせません。

将棋と同じように、相手のコマに重ねれば取ることができます。もちろん、取ったコマを自分のコマとして登場させることもできます。

こうしてゲームを続けていき、先に相手のライオンのコマを取るか、自分のライオンを一番向こうの列に持っていけた人が勝ちです。

ここがオススメ: 小さな子供でもできる簡略化した将棋と思いきや、意外な奥深さがあり、先読みと戦法という将棋の魅力を充分に伝えるお勧めのゲームです。

小学館社の新装版: 2016年11月から小学館社が発行元になった新装版となりました。
ゲーム内容はまったく同じですが、説明書が豪華な小冊子になり、上達の手ほどきや詰め将棋問題などが掲載されています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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  1. 2017/02/01(水) 18:20:04|
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ゲーム紹介:リカーーーリング / ReCURRRing

常に取替えて数札が巡る我慢比べ
リカーーーリング / ReCURRRing
発行元: 賽苑(さいえん, 日本), 発行年: 2016年
8才~大人, 3~5人用, 所要30分, ルール難度:★☆ (1.5)

リカーーーリング:箱

『リカーーーリング』は、場の〈より小さな同値揃いで枚数が多い数札〉の組み合わせを、より強いものを出しながら交換・回収し、他全員がそれ以上更新できないような組み合わせを出して得点できるように、意図的に手札内容を整えていくカードゲームです。

リカーーーリング:展示用写真

中央の1ヶ所に、最初の1枚から始めて、1人ずつ代わりばんこに、より強い数字カードを出しては、元あったカードを手札に引き取る、という交換を繰り返していきます。より「強い」とは、同値揃いで枚数を1枚多くするか、同じ枚数ならその値をより小さくするか、を指します。

もし出せない、または出したくないときには、今回のラウンドからの脱落を宣言します。
場に出されるカードはどんどん枚数が増えていきます。しかし、カードはそもそも1なら1枚、2なら2枚、…と、数字が示す枚数分しかありませんので、いつかは〈最強〉が現れます。それを出した本人が〈枚数得点〉としてそのカードを受け取り、手元に貯えます。

これを1ラウンドとして繰り返していきますが、次のような駆け引き要素が頭を悩ませるでしょう。

  • 狙いを定めて同値カードを手札にたくさん集めた上で出したい。
  • できれば、5なら5枚など、もっとも効率が良い、数値分の枚数で上がりたい。
  • たくさん集まっていない中途半端な状態では放出したくない、とはいえ降りたくもない。
  • 得点化されたカードはもう巡ってこないため、例えば2枚だけある9などはほぼ役に立たない。
  • 〈R〉という、〈9〉よりも弱いが枚数が10枚以上あるカードが存在するが、先に手札を無くした1人を除いて得点にはならない。
  • カードが交換されて巡るたびに「誰が何を持っているか」が判る。

こうしてゲームを続けていき、誰かが手札を無くしたラウンドでゲーム終了。その人だけが〈R〉カードを枚数得点に数えられ、いちばん得点として貯えた枚数が多い人が勝ちです。

ここがオススメ: 初めて遊ぶと雲を掴むような感覚ですが、交換で巡ることで各自の手札内容が判ってくると、頭の中で「何を出すとその後どう動く」が見えるようになってきます。鋭い駆け引きを好む大人向けとしてたいへんおすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

2月18日(土)14時「リカーーーリング覚えたて大会」開催: この『リカーーーリング』を遊んだことがない未経験者に限定し、その場で遊び方を説明して、全員が初めての状態で手探りで攻略をしながら勝ち負け数を競う「覚えたて大会:リカーーーリング」を2017年2月18日(土曜) 14〜17時に開催します。
定員40名で予約優先、前売券1,800円です。詳しくはこちらの「覚えたて大会シリーズ」の記事をどうぞ。

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  1. 2017/01/31(火) 22:12:56|
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ゲーム紹介:パフューマー(調香師) / The Perfumer

特殊芳香札を嗅ぎ分け香水を調合
パフューマー(調香師) / The Perfumer
メーカー: BigFun (ビッグファン, 台湾), 発行年: 2016年
作者: Chu-Lan Kao (チュンラン・カオ)
12才~大人, 2~5人用, 所要60〜90分, ルール難度:★★☆ (2.5)

パフューマー(調香師):箱

『パフューマー(調香師)』は、芳香植物産地のコマ移動で情報を集めつつ、ラベンダーやライムなどの「香る」特殊なカードを実際に匂うことで7種類の芳香と色の割り当てを特定し、各自個別の香水を調合するゲームです。

パフューマー(調香師):展示用写真

ユニークな、「匂いを嗅いで判断する」ボードゲームです。ラベンダーやライム、ローズ、シナモンなど、実際に香りを発する7種類の芳香原料植物のカードが2枚ずつあり、その1枚ずつは裏にしてランダムに色ケースに入っていて、もう1枚ずつはボード上の対応する産地に置かれます。

パフューマー(調香師):近影

1人ずつ代わりばんこに、ボード上でコマを動かして産地を巡り、そこの芳香カードと任意の色ケースを手に入れ、くんくんと匂って香りを確認します。

芳香カードの香りは、特殊な印刷によってカード裏面に塗布されています(写真の薄黄色の部分)。もし香りが弱くなってきたら軽くこすると復活し、最低でも2年間持続します。また、7種類の芳香ごとに予備の1枚ずつが同封されています。

コマ移動と香りの確認を繰り返すことで、各自どの色ケースがどの色かを特定していくのですが、自分の番で2枚とも入れ替えながら匂いを確認するため、驚くほど判らなくなってしまいます。

というのも、どの芳香の中にもさまざまな成分が存在します。このため、ある芳香の「特徴的」だと思った成分を、他の芳香の中に少しでも感じてしまうと、途端に混乱をきたすのです。確認のために何度も同じ芳香を確かめたくなるでしょう。

もし色ケースの芳香種類に自信が持てたら、その色のピペットを自分の香水調合に必要な場所に割り当て、確定させていきます。

またそれ以外にも、産地の移動で集めた材料を組み合わせ、商品化して得点したり、助手の特殊なボーナス能力をうまく活用していきましょう。

こうしてゲームを続けていき、商品化タイルが尽きるとゲーム終了、色ケースの中身を確かめて、正しいピペットを割り当てて完成した香水には高得点が与えられ、合計得点がもっとも高い人が勝ちです。

慣れてきてもっとじっくり遊びたい方のために、少しルールを加えて長めに遊ぶ上級ルールもあります。

ここがオススメ: 本物の〈香り〉という曖昧な判断基準がゆえに、正確に記憶に留めておくことができないまま「何となく」確定しなければならないもどかしさが楽しいゲームです。単純にいくつかの香りを比べ続けるのではなく、手番から手番の間に2枚だけしか確認できず、しかもコマ移動での材料収集の効率化などを考える必要があるために、香りの記憶をほどよく忘れて判らなくなる点がポイントです。たいてい「おかしいぞ、同じ香りが3枚ある…?」といった混乱をきたして盛り上がります。
このゲームならではの体験が新しい、じっくり楽しめる大人向けとしてかなりおすすめのゲームです。

日本語版:

パフューマー(調香師):日本語説明書など

英語版仕様のパッケージに、日本語で記された説明書と行動まとめのスタンド、助手能力のまとめなどが同梱されています。英語の説明書などは入っていません。

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  1. 2017/01/29(日) 11:56:11|
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