バレなきゃOK、カードの隠滅合戦
いかさまゴキブリ
/ Mogel Motte
メーカー: Drei Magier (ドライマギア, ドイツ), 発行年: 2012年
作者: Emely Brand (エメリー・ブラント) & Lukas Brand (ルーカス・ブラント)
7才~大人, 3~5人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)
![]() | ドイツ 2012年 キッズゲーム大賞 (Kinderspiel des Jahres) 準候補 (Empfehlungsliste) |
![]() | ドイツ 2012年 ファン投票 (Deutscher Spiele Preis) キッズゲーム部門 第1位 |
『いかさまゴキブリ』は、手札をいち早くなくすため、手札から場に出せるカードを選んで出したり、他の人が出した特別な指示カードにすばやく反応したりと場に注目しつつ、こっそりと監視員役の目を盗んではカードを実際に捨ててしまうことができるカードゲームです。
1人ずつ代わりばんこに、直前の人が出したカードの番号よりもちょうど1多いか、または少ない番号カードを、手札から1枚ずつ場に出していき、先に手札を無くすことを目指します。もしうまく合うものを出せないと補充させられてしまうので、多い方/少ない方のどちらを出すかは少し考えた方が良いでしょう。
特別な指示カードを誰かが出したときには、その指示に従わなくてはなりません。カードを補充しなければならなかったり、早い者勝ちで指定のアクションを必要としたりしますので、常に場に注目していなければなりません。
一方、その全員が場に注目している間に、なんとこっそりと手札のカードを実際に隠蔽する〈いかさま〉でも手札を減らすことができます。
床に落としたり、
袖に差し込んだり、
ポケットに入れたり、
首を掻くと見せかけて大胆に襟に隠したり、といった具合です。
しかし、もし、これらの〈いかさま〉が監視員役に見つかると大きなペナルティを食らってしまい、今度は自分が監視員にさせられて〈いかさま〉ができなくなってしまいます。こっそりと、もしくは全員で常に怪しい動きをして監視員の目をかわしましょう。
こうしてゲームを続けていき、いち早く手札を無くした人が勝ちです。
ここがオススメ:
ルール上の概念としてではなく、実際にカードを隠してしまえるという画期的なゲームで、目を盗んで隠す行動に、してはいけないことをしているようなドキドキ感が味わえます。手軽に子供から大人まで楽しめるおすすめのゲームです。
床面が硬かったり汚れていたりする場所でカードを落とすと痛みが激しいので注意しましょう。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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すごろくや店主
東京在住、元テレビゲーム開発者。
心機一転、2006年4月よりボードゲーム・カードゲーム普及のためのお店をはじめました。
携わった主なゲーム: