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ゲーム紹介:バベル (新版) / Babel

建設と破壊の役割を隠し塔を建築
バベル(新版) / Babel
発行元: こぐま工房 (日本), 発行年: 2017年(原版2016年)
作者: たきざわまさかず
9才~大人, 1~5人用, 所要10〜30分, ルール難度:★☆ (1.5)

バベル:箱

『バベル』は、高低差がある折り曲げカード2枚を壁柱として床階層を積み重ねて塔を高めながら、密かに紛れている「狂信者」が塔をまんまと崩すか、他全員が8段目を完成させられるかに挑むゲームです。

バベル(新版):展示用写真

1人ずつ代わりばんこに、2枚の壁柱カードを立てては六角形の床を乗せ、塔を1階ずつ高くしていきます。

折り曲げて壁柱にするカードには、1〜5の番号が付けられた、微妙な高さ違いの種類があります。

バベル:壁柱カードの高さ違い

自分の番では、まずは自分の手札からそれらの高さ番号が示されたカードを1枚選んで提出し、2枚立てる壁柱の片方がその高さであることを示します。

他全員はその上で、もう片方の壁柱として、同じく手札から高さ番号カードを各自1枚、伏せて提示しながら「自分のを選ぶべき」「ちょうど手札に合うものがなかったので選ばないほうがいい」といった主張を行ないます。

実は、メンバー内には、塔を崩すことを目論んでいる、〈狂信者〉が密かに紛れています。 狂信者は、塔が崩れることを狙って、高低差が大きくなって傾くような高さの番号を提出しつつ「自分のを選ぶべきだ」と主張するでしょう。

疑心暗鬼にかられながらも、誰か1人の伏せられた高さ番号カードを選んで使わなければなりません。 言動と実際に選んでみた高さとを比較しながら、誰が狂信者なのかを探っていきましょう。

特殊な、直近の階層を崩せる〈稲妻〉カードや、立てる壁柱を1枚にさせられる〈破壊〉カードにも臨機応変に対応していかなければなりません。

こうしてゲームを続けていき、塔を8段まで積み上げられれば通常の建設者たちの勝ち、それまでに塔が崩れてしまうと狂信者の勝ちです。

別の遊び方として、全員で協力しながらも、各自に〈カエル語〉〈犬語〉〈唇語〉などが割り当てられた〈言語縛り〉で相談する「完全協力モード」や、ランダムな壁柱2枚の高さに対応しながら10段を積み上げる「神の戯れモード」もあります。

ここがオススメ: バランスゲームにランダム要素と正体隠匿要素が加えられたことで、「しかたなく」なのか「狙ってそうした」のかが判らない疑心暗鬼が楽しくて盛り上がるゲームです。壁柱カードの高低差はわずかなものですが、序盤の高低差が後半にじわじわとボディブローのように効いてくる絶妙さがポイントです。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてたいへんおすすめのゲームです。

初版と2017年新版との違い: 2016年にゲームイベント『ゲームマーケット』にて大きく話題になった初版から、いくつかの点が改良されています。

  • 高さ番号カードが導入され、半分ずつの床を組み合わせる必要がなくなりました。
  • 壁柱1枚で支えなければならない〈破壊カード〉が追加されました。
  • 手番での建設行程が、床→壁から壁→床に変わりました。
  • 箱が頑丈になりました。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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  1. 2017/05/30(火) 12:25:42|
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