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ゲーム紹介:イクアツ / Iquazú

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縦横列の報酬を鑑み自色石を敷く
イクアツ / Iquazú
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2017年
作者: Michael Feldkötter (ミヒャエル・フェルトクッター, 代表作:『アッピア街道』『サルコファガス』)
10才~大人, 2~4人用, 所要50分, ルール難度:★★ (2)

イクアツ:箱

『イクアツ』は、滝壺裏の水流がせき止められた「窓」が少しずつスライドしていく中で、縦横列の得点構成を見定め、集めた手札を消費しては自分の色の宝石を置いて「列最多」を確保していくゲームです。

イクアツ:展示用写真

遠く離れた世界の話です。
滝の国の民「イノックス」たちの神聖な宝石群が、侵略者たちの脅威にさらされています。 そこで民たちは、危険な「イクアツの滝」の裏にある岩肌に、水龍が滝の流れをせき止めてくれている間を見計らって隠すことにしました。

滝と裏側の岩肌の演出として、ボード上のタイルなどがセットされた岩肌を、上下の橋桁で支えられた滝の水流の短冊が覆っています。 水流は一部がせき止められているものとして、常に「窓」のような枠内に岩肌の5列だけが見えています。

イクアツ:水流枠内近影

1人ずつ代わりばんこに、水流枠内の岩肌の「くぼみ」に自分に色の宝石を1個だけ置いていくことで、左1列目が埋まったときの得点決算に備えます。
得点決算では、埋まった左1列目だけを対象に、置かれた宝石色が多い順により多くの得点が与えられます。

このため、手番が1周まわるたびに、誰のものでもない水滴が1個ずつ置かれていくことも考えて、5列のどこに置くのかをよく考えて決めなければなりません。

しかし、次のような要素が頭を悩ませます。

  • 決算時には、「列」だけでなく、連続手番効果や得点などの〈ボーナスタイル〉が得られる「行」単位の最多色判定もある
  • 宝石を置くには、くぼみの色に対応した手札の色カードを消費する
  • 左から2列目、3列目と遠くなるほど、必要なその色のカード枚数が1枚ずつ増える
  • 決算時の同じ宝石数は下方と右側配置が優先される
  • 宝石置きをパスすれば手札を4枚補充できる

手札の色カードで宝石を置ける場所に縛りがある中で、水流枠が「ずれていく」ことも考えて、計画的に縦横の獲得物を狙っていきましょう。

こうして、決算→水流枠が1列右にずれる→新しいボーナスタイルが現れる…、とゲームを続けていき、9回目の最終決算を終えたときにもっとも高得点の人が勝ちです。

ここがオススメ: 重厚なじっくり型ゲームにも拘らずルールは少な目に抑えられています。 どこに置くのがいいのかの優先度を付けながらも、ライバルたちもこぞって「おいしい」ところに置こうとするため、なるべく競合しないような「今よりも先のこと」「先より今のこと」を考えた置き場所を巧みに使い分けつつも、いつも足りない手札に振り回されるのが悩ましく楽しいゲームです。
中長期で戦略を考えるタイプの、じっくり集中して楽しめる大人向けとしてかなりおすすめのゲームです。

HABA社の大人向けゲームシリーズ: キッズ向けやファミリー向けのボードゲームを得意としているドイツのHABA社の、大人向けのじっくり遊ぶゲームのラインナップです。元々、ボードゲームの開発においてとても優れたプロデュースや編集機関を持っていたHABA社と、著名な大人向けゲーム作家たちがタッグを組むことで、素晴しい名作ゲームが続々と生まれています。

安心のすごろくや製日本語ルール: そのHABA社との密な連携によって、オリジナル版と遜色のない、豪華で、しかも読みやすい日本語説明書をお付けしています。

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